山用カメラ デジタル 2

 

DJI Osmo Action 2023年


ハイビジョンでも充分美しいし、静止画を切り出しても充分使える
ついにアクションカメラを買うことにした。ユーチューブで登山とクライミングで見ることが出来る画像は近年目を見張るような美しく、鮮明、かつ安定していることに驚いていた。2022年6月に扇沢から五竜岳まで縦走したのだが、ルミックスGM-1で写した写真が思ったより良くないことにがっかりした。特に八峰キレットのような急峻な岩場の臨場感は写真では困難だと思った。サンダーボルトさん、とよさんのユーチューブを見ているうちにこれだと考えた。ただ、カメラの操作、装備のセット、そして編集の難しさに躊躇したのも正直あった。とよさんの白馬岳から唐松岳までの画像のすばらしさに目を見張った。もちろん、初めからこのような絵をとれるはずもないが、意外と簡単に写せるのだときずき、アクションカメラを買うことにした。調べてみると、ゴープロだけではなくDJIオズモアクション3、360°カメラなどがあるのだが、どれも安くて5万円から7万円ほどするので失敗はしたくない。慎重に冬から研究し始めた。ゴープロは画像の鮮明さ、手振れ補正の正確さ、水平安定性、超広角などに優位性があるが半面、熱暴走が起きやすい、バッテリーの撮影時間がやや短い、価格が7万円以上と高額である。との弱点があることを知った。 対して最近のライバルであるオズモアクションを調べると、ゴープロより性能差では少し劣るものの、決定的な差ではなく充分使えること、熱暴走がほとんどしないし、何より価格が4から6万円と安い。ただ、最新のオズモアクション3新品47300円、アドベンチャー66300を買うのはやはりためらう。ヤフーオークションで調べると初代オズモアクションが20,000前後ででているのでさっそく落札し、オプションでケース、自撮り棒、ミニ三脚、バッテリー、ザック用取り付け金具等を購入。本体を含む金額は24500円で収まった。手に入れてから早速使ってみたが、思ったより簡単にきれいに取れる事に驚いた。
HD1080 60FPSの1フレーム静止画だがモニターでは充分な画像だ
一番難しいのは水平を保つことで、これはスマホを見て、時々修正しなければ見ずらい画面になってしまう。それ以外はとくに弱点が見られない。難しいのは長時間写すと退屈な時間が増えるだけで、見ていて面白くない。もっと効率的に核心部前後を写し、編集を丁寧にやらなければならない。有名ユーチューバーさんたちは、その点編集に膨大な時間をかけて制作しているのだろう。自分はそんな面倒なことをやりたくないので。効率的に無駄な画像と取らないことだ。
もっとも、他人に見せなければ良いのだから写した画像は取っておけばよい。ただし容量は一時間で10ギガ単位になってしまう。最大解像度4K 60FPSで撮影すると美しいに違いないがデータが重く、処理もたいへんだ。現在1080 60FPSでも十分だ。HDDがテラ単位にしなければ大変だ。それに出力するのに今のパソコンの性能では時間が思いのほかかることに気がついた。金沢の家族旅行に持参したが、デジタルカメラを持たず、スマホとアクションカメラだけにしたのは正解だった。それも回しっぱなしにせず、要所要所で回す方法は無駄にデータが蓄積せずに済んだ。デジカメだけではその前後の出来事や些細な映像、看板、施設の構造などが流れるように記録するため、何が有ったか容易に思い出される。当分、オズモアクション3新品は必要がないと思う。SNSサイトやユーチューブに出すわけではないので中古オズモアクションで取り合えず充分だ。
ザックにクリップで挟むが充分に固定される 傾き修正は厳しい
2023/6/12キャノンIOS KISS X3を売却し、ニコンF2Aから始まり、50年間にわたりカメラを使い続けた一眼レフカメラが,オークションで売却し、すべてなくなってしまった。さみしい思いもしたが、74才という年齢では重たい一眼レフカメラは言葉どうり荷が重くなってきたのだ。スマホのカメラが性能を上げ、拡大しない限り写りに不満がなくなってきた。処理プロセッサーのHDRは少しおせっかいな気がするものの面倒がなく楽ではある。北アルプス縦走を始めてから9回目で、初めてカメラを持参しなかった。持っていくかどうかずいぶん悩んだが、スマホそしてオズマアクションで充分と割り切った。アクションカメラの動画はHD1080 だし、60FPSということは一秒間にHD画像が60枚撮れているという理屈になる。実際に画像を止めて切り出してみると、これがバカにできない写りなのだ。PCで見る分には充分だし、回しっぱなしで写すと歩いている時に気が付かなかったことが判明することが多い。北アルプス裏銀座縦走では高瀬ダムから水晶小屋まで、モバイルバッテリーに直結し、烏帽子小屋~水晶小屋まで12時間半完全収録を行なった。まあ、無駄の方が多いのだが、漏れはない。ただし水平を保つジンバル機能が弱いので少し斜めに映っていたのは仕方がないか。 MiniSDは256GBと128GBの二枚を持参したが、総行動時間27時間すべてはカバー出来なかった。痛恨の計算ミスだった。しかし、モバイルバッテリーはANKER10,000mahだったのでバッテリー切れの不安は全くなかった。MiniSDカードをケチらねば良かった。
黒部川水平歩道で撮影した動画を間違って消してしまった!どこを探しても見当たらず諦めていたのだが、USBメモリー復旧ソフトがあることに気が付きダウンロードした。大きく期待したわけではないが、復旧すると有難いと願いながら作業にとりかかった。ソフトはUSBの内部を全て解析し、物理的には消え去っていないファイルを探すのだ。ただし、CPU性能が低いPCではスタートしてもいつまでたっても終らない。結局6時間以上経ってからようやく終了し、中身を見ると動画ファイルがあるではないか!これは嬉しかった。一通り中身を見たが元通りだ。諦めてはダメだと改めて認識した出来事だ。

DJI Osmo Action4 2025年

 


大きさ重量共にほとんど変わりないが性能は大幅に上がった
4のクイックマウントは強力な磁石を使った画期的便利
今まで初代オズマアクションを使っていた。特に問題はなく、画像に不満は無かったが、登山をするうえで唯一の欠点が水平を保つことが難しいということだ。山道は平地を歩くようにはいかず、身体を左右に振り、上がったり降りたりするため当然のことに傾く。初代オズマアクションはその水平線の傾きがモロに出るため、ひどい場合は画面を見ていると酔いそうになる。それ以外には、暗所性能が極めて弱いため、ほとんど夜は使えなかった。次に出たアクション3はホライゾンバランスがつけ加えられ、水平線の傾きは劇的に改良され、45度まで傾けても水平は保たれるようになった。一旦買い換えようかとも思ったが、逡巡しているうちに、何と4がでてしまったのだ。撮影素子が1.7から1.3と大型化され、暗所性能が向上した。山の縦走やアルパインクライミングを行う私にとって遂に買い換えようとなった。価格を調べると新品のアドベンチャーセットが59800円と意外と高い。山に行くと、どうせ直ぐにボロボロになるのだからと、オークションでしばらく観察したところ遂に42000円で落札できた。一通りのセッティングを行い、テスト撮影をすると、ホライゾンバランスの効果は抜群に良い。ただし暗所性能が良くなったとは言え、ISO12800まで上がってしまうと、明るくても画像が潰れ、見られたものではない。やはり、1600程度におさえ、手ブレをしないようにしなければならない。大型化とはいえ、1.3では、ミラーレスカメラのPHS- Cにかなうわけはない。それさえ頭に入れておけば、2.7K/50FPSの動画はとても素晴らしい。4Kも良いのだが、データが重すぎて自宅のPCではデータ処理が追いつかない。アクション4から512GBのminiSDカードが使えるようになったので2.7K/50FPSのフレームレートの場合、12時間の録画が出来る。私が縦走登山ではモバイルバッテリーを使い1日6時間程度歩くので、2日は使える。データ量が多くなると処理速度が遅いパソコンでは途中でフリーズする可能性が高いので、心配でもある。

 

Canon EOS M6 2026年

 


山での写真撮影は、近年アクションカメラとスマホに特化してしまい、デジカメは持って行ったことがない。メインは動画になり満足しているが、静止画はスマホなので拡大して見るとみるに堪えない。マイクロフォーサーズ、ルミックスGM1の350gであっても余計な重さだ。老人ゆえにウルトラライトを目指す自分としてはたとえ100gといえど増やしたくない。きれいな写真を撮りたい。でも重いのは嫌だ。ジレンマである。 しばらく考えた末にAPS-Cの軽量機を買うことにした。 以前からCanon EOS M6が気になっていたが10万円を超えるので対象ではなかった。 いざ買うために探してみると中古価格(私は中古しか買わない)が意外に高いことに気がついた。15-45mmレンズ付きで55,000円あたり。高い!なぜだろう?調べてみるとこの傾向はスマホのカメラが高性能になり、デジカメの販売が減少し、コストが上がったためと判明。昔はカメラの商品性がすぐに陳腐になるため、実売価格の低下が激しかったのだ。
Canon EOS M6(2017年発売)は、約2420万画素のAPS-Cセンサーと高速AF「デュアルピクセルCMOS AF」を搭載した、小型・軽量のミラーレス一眼カメラであり 大きさ112.0×68.0×44.5mm質量 約390g(バッテリーパック・メモリーカード含む) と登山に持っていける限界の大きさだ。 以上のスペックだが2017年発売機がいまだに55,000円で売られていることに驚く。 これは、デジカメの機能性能の進化が頭打ちになり、その上販売台数も減少たことによる嘆かわしい現実だ。オークションとメルカリで探す毎日が始まった。新品に近いシルバーモデルでレンズ付き、電子ビューファインダー付だが、なかなか出てこない。傷は写真を見ると大体わかるので、乱暴に扱われたものを対象から省ける。 ある日希望のスペックで価格も65,000円のものが出てきた。電子ビューファインダーが約18,000円だとすると総額73,000円相当だ。メルカリゆえに値引き依頼は常識として頼むと3,000円引きで手を打った。 到着したカメラはほぼ満足が行くものであり、山ではないが、さっそく日産ヘリテイジコレクション見学へ持ち出し、よい結果になった。春を迎え、これから山のお供になるだろう。